バンクーバーの公共交通機関TransLink|同じ駅内で21分以内の入退場はチャージされない

バンクーバーの公共交通機関と言えば、BusSkyTrain(電車)SeaBus(フェリー)で、SkyTrainSeaBusに関しては日本の電車と同様、各駅にある改札ゲートを通って乗り場に行きます。

その際、改札ゲートでタップする乗車券として利用されるのが、「月額定期券(Monthly Pass)」「1日券(DayPass)」、そして乗車する毎に支払う「普通乗車券」です。

この内、「普通乗車券」は最初にタップした時点から90分間、乗り換え自由となりカウントが開始されますが、21分以内に同じ駅でタップアウトして退場した場合は、意図しない謝った入場と判断され、一度チャージされた分が返金される仕組みとなっています。

今回は、この21分以内の入退場が適用されないケースや、このポリシーの便利な使い方などについて紹介します。

Waterfront駅Mission City駅を結ぶ長距離列車「West Coast Express」の場合は 21分ではなく 60分となります。

21分ポリシーが適用される乗車券

この21分ポリシーは、「普通乗車券」を利用する際に適用されますが、実は、普通乗車券には、いくつか種類があり、適用されるものとそうでないものがあります。

適用される乗車券

Compass Card Stored Value

Compass Card に希望額を入金しておき、乗車する毎に使用する場合。オレンジのConcessionカードも同様。

Contactless Payment

Contactless(非接触型)に対応したクレジットカードや、スマホなどのモバイルウォレットをタップして使用する場合。

Contactless Payment の場合、利用したクレジットカードにその時点での最大額が仮チャージされ後から取り消しという処理となるため、オンライン明細に全てが反映されるまでには数日かかることがあります。

適用されない乗車券

Compass Ticket

駅の券売機で購入する紙製の使い捨て乗車券。

Bus 専用乗車券

Bus乗車時に運転席横の券売機で購入した紙の乗車券で、そもそもCompass Card専用の改札ゲートを通過できない。

同じ駅内の別の改札ゲートから退場した場合

同じ駅内であれば、別の改札ゲートであっても21分ポリシーは適用されます。

たとえば、Waterfront駅には、「SeaBus」 やスカイトレインの「Expo Line」のある建物以外にも、「Canada Line」 乗り場側やその他、いくつか地下にアクセスできる出入口と改札ゲートがありますが(下記構内マップ参照)、そのどの改札ゲートであっても、同じ駅としてみなされます。

Waterfront Station Map

要するに、21分以内であれば駅の中を自由に通り抜けて好きな改札ゲートから出ることができるということです。

21分ポリシーの便利な使い方

21分ポリシーは本来、意図せず、誤ってタップ、または入場してしまった場合を考慮したキャンセルポリシーですが、このポリシーを知っていることで、普段の生活をちょっとだけ便利にすることができるかもしれません。今回はその活用方法を紹介します。

入場券の代わり

日本では、見送りなどの目的で駅に入場したい場合、入場券を購入するか、最低運賃の切符を購入する必要があります。

SuicaなどのICカードを使って同じ駅で入退場しようとすると、退場時にエラーとなってしまうため、有人改札で事情を説明し、最低運賃、または入場券の金額を清算しないとなりません。

一方バンクーバーでは、今回の方法を利用することで、21分以内であれば無料で駅に入場することができますので、見送りに限らず、駅構内や電車の写真を撮ったりすることが自由にできます。また、たとえ SkyTrainに乗車したとしても、時間内に同じ駅に戻ってきて退場すれば費用はかからないのです。

僕はたまにこの方法を使ってSkyTrainや駅構内の写真を撮りに行っています。

駅を通過して近道

上でも説明したとおり、同じ駅であれば別の改札ゲートから退場しても今回の21分ポリシーは適用されます。

Waterfront 駅など、地下の通路が比較的広範囲に広がっている場合は、雨の日など少しでも屋外を避けて移動できますし、また、駅によってはホームを通過することで近道になる場合があります。

たとえば僕がよく使うのが Stadium–Chinatown Station駅の通過。下記のイラストを見ると分かるとおり、点線の方向に行きたい場合、グリーンの点線のように駅のホームを通った方が断然早いし楽です。こういうケースは実は他にもあったりします。

Stadium–Chinatown Station

もし上記以外で画期的なアイディアを思いついた人などいれば、代わりに検証するので是非気軽にコメント残してください。

参考サイト

TransLink
https://www.translink.ca

Compass Card Terms and Conditions of Use
https://www.compasscard.ca/TermsAndConditions

この記事を書いた人

日本では主にUNIXサーバーの構築、運用などに携わり、2006年に仕事を辞めてカナダに来てそのまま永住。

カナダでは、日本からカナダに留学や永住、ビジネスで渡航する人たちのサポートを行う傍ら、専門分野+趣味でもあるWeb制作、運用を継続しながら、最近では写真/動画撮影、動画制作、モーショングラフィックなど、新しい分野のスキルアップに励んでいます。

Peas Code は、僕が過去の経験の中で学んだことを、特定の分野に限定せず公開していくことを目的としています。中にはコードに見えてしまうような意味不明な僕独自の理論も含まれますが、知っていると平和になれると言う意味で、Peas(peace → peas) Code と名付けました。これが意味不明か・・・。

僕について、もうちょっと詳細を知りたいという変わった人は[About me]を見てください。

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