広範囲の状況で使える超万能な三脚を発見したので紹介します。ずっと求めていたものに出会えた気分です。
と言っても、実際は特定の三脚の紹介ではなく「三脚用センターポール」と「テーブルトップ三脚」の組み合わせです。
下部にネジ穴が付いている一脚であれば、同じように使用することもできますが、それだと長すぎるし、テーブルトップの三脚だけでは短すぎる。そんな時に紹介したいのが今回の商品です。なんかテレフォンショッピングみたいな始ままりで失礼します・・・
今回僕が買ったのは、下記の2つ。
コンテンツ
三脚センターポール「SIRUI SL-200」
通常、三脚の高さ調整、またはエクステンションとして使用するものです。
北米では、「SL-200」というモデル名で販売されていますが、日本ではTM用センターポール「TM-200」として販売されています。
今回購入したものは、カナダドルで約 $50 と、比較的高級品。安いものなら半額以下でもありますが、金具の部分が貧弱だというレビューがあったりちょっと心配だったので、今回は三脚ブランドとして安心できるSiruiのものを選びました。
最大荷重が15kg と謡っているだけあって、ネジ、金具の部分はもちろん、総合的にしっかり作られている印象です。
台座の部分を回して外し、ネジを逆さにすることで、3/8 ⇔ 1/4 の切り替えが簡単に行えます。
スペック
長さ | 20cm - 32cm (無段階調整) |
重量 | 210g |
最大荷重 | 15kg |
ネジタイプ | 3/8 & 1/4 |
材質 | カーボンファイバー |
ミニ三脚を付けた時の長さ
長さは、今回使用した三脚部が 3.5㎝、雲台部が 10.5cm、そしてセンターポールが 20㎝-32㎝ まで調整可能なので、合計で 34㎝ - 46㎝ の調整が可能ということになります。軽いカメラなら、三脚の脚を立てることで安定性が犠牲になりますが、11㎝まで高くできるので、計53.5㎝ まで伸ばすことができます。
高さのイメージがつきやすいように、家にあったSlik の三脚「カーボン 724 EX」を隣に置いてみました。
テーブルトップ三脚「Moman ミニ三脚」
この三脚は高さを2段階に調整できるのと、丈夫であるということが大きなポイントです。重いカメラを載せても全く問題ありません。ただし、脚がない方向への横からの力には決して強くないのでご注意ください。
本三脚については、以前過去記事で紹介しているのでそちらを参照ください。
幅広い使い道
今回紹介した、「三脚用センターポール」と「テーブルトップ三脚」の組み合わせは、見てのとおり従来の三脚と比べればかなり短いので、全ての状況に置いて使えるとは言えません。
しかし逆に、長さがどうしても必要というわけでなければ、ほとんどの状況で使える万能な三脚という言い方もできるかもしれません。少なくとも下記の状況では最適最強な三脚と言えます。
- テーブルの上において撮影
- Vlog 用三脚
- 手持ち動画撮影用グリップ
- トラベル用三脚
そもそも、三脚用センターポールとミニ三脚ですので、組み合わせ次第でいくらでも使い道を広げていくことができるのではないかと思います。
今のところ、僕はこの組み合わせにとても満足していて、通常の三脚を使う機会がすっかり減ったほどです。
今の三脚に不満がある人、より快適な三脚をお探しの人は是非検討してみてください。
今回紹介したセンターポール以外にもリーズナブルなものがあるので一応紹介しておきます。