軽くて丈夫、しかも高スペックでバッテリー持ちも良く、余計なプリインストール・ソフトも少ないことから、多くのビジネスマンに愛用され続けているノートPCと言えば、「Panasonic の Let's note(レッツノート)」。
僕は、日本で仕事している時はずっと Thinkpadファンだったのですが、2004年の Lenovoによる IBM PC部門買収以降、最初に購入した Leonovoのロゴ付きのThinkpadでハードウェアのクオリティに関する不満を感じ(僕独自のコダワリ)、それを機に、Let's note に乗り換えた経緯があります。ま、この話はどうでもいいか・・・。
本題ですが、僕含めたくさんの人から高い信頼を得ている Let's note ですが、一点だけ不満があります。それは・・・
数年使用していると電源が入りにくくなる
という問題です。
Let's note は、移動中の誤作動を防ぐため、電源スイッチがスライド式になっているのですが、このスライド式スイッチの感度が悪くなってくるわけです。
僕は今使用しているモデルが3代目なのですが、2~3年後、症状の軽い重いは置いておいて、全て同じ症状になりました。ネットで調べてみると似たような記事を見かけるので、“Let's note あるある”かもしれません。
今回の僕の症状は結構重症で、毎回6回~10回スライドしてようやく電源が入るという状態。イライラで爆発しそうです。
ということで、今回思い切って手術し体内部を確認することにしました。ちなみに今回作業に使用したモデルは、Let's note CF-SZ5 です。
モデルによってはキーボードを外すなどフロントからアクセスしないと電源部にアクセスできないため、今回の例より難易度が上がります。
バックパネル取り外し
まずはバッテリーを外します。そして、裏側のネジを全て外し、バックパネルオープン!ネジさえしっかり外せていれば簡単にパネルは外れます。それにしてもネジが計18本!なんて多いのでしょう。写真で見ると虫みたい・・。戻す時のために、元のネジの位置関係をキープしたまま保管します。
電源部のクリーニング
プラスチック製の白い電源スイッチを持ち上げて取り出します。すると、マザーボードの電源スイッチの突起が見えます。
肉眼で見る限り明らかなホコリの存在は確認できませんでした。一応念のため、カメラ用のブロワーで電源部を何度も何度もシュッシュッシュッ・・・、そして、最後にアルコールと綿棒で電源の突起の根元の部分をクリーニング。スプレー式のエアブロワーがあればより良いかもしれません。
クリーニングの結果、
なんとっ!完全に復旧!!
とってもスムーズに電源が入るようになりました。
一応念のため数日間様子を見た後にこの記事を書いていますが、今のところ問題ありません。ということは要するに原因はホコリだったということですかね。
もし同じような症状をお持ちの人は是非試してみてください!